音大の面接ではどんな事が聞かれる?参考のための質問の一例をご紹介

音大の面接ではどんな事が聞かれる?参考のための質問の一例をご紹介

音大を受験する高校生から「どう対策したら良いか分からない!」という声を意外と良く聞くのが「入試の面接」。

今回は、音大の面接ではどんな事が聞かれるのか、どんな対策をすると効果的なのか、私の経験や音大を受けた友人の話を元に紹介していきたいと思います。

音大の面接事情

音大の面接事情

音大の入試でも、面接を行う学校はまだ多いと言えます。大学によっては、同じ大学でも学科によって面接を行う学科と行わない学科がある所もありますので、希望大学の入試制度概要をよく読むようにしてください。

面接時における基本的なマナーなどは一般の大学の面接と同じだと思って構いません。入室・着席の仕方から受け答えの方法、退室の仕方、当日の服装や髪型などが当てはまります。これらは、進路指導の先生などに相談して練習し、事前のチェックを重ねておくと良いでしょう。

 音大の面接で聞かれる質問の一例

 音大の面接で聞かれる質問の一例

それでは、私や音大に通った友人たちが実際に音大入試の面接で聞かれた内容を紹介します。あくまでも一例なので、全ての音大の面接で同じことが聞かれる訳ではありませんが、面接に対する心構えの参考になればと思います。

志望理由など

  • 何故この学校を選んだのか
  • 入学したら達成したい目標

音大に限らず、大学入試の面接では基本的に聞かれやすい内容だと思います。とくに音楽大学は歴史の深い大学もありそれぞれに個性や特徴があります。また、教授として師事したい音楽家もいると思いますので、そういった点を踏まえて「音大の中でもこの音大が良いと思った理由」「この音大でしか出来ないこと、学べないこと」をしっかりと伝える事ができると良いでしょう。

入学したら達成したい目標についても同様で、高校生である現時点での目標で構わないので、できるだけ明確に大学生のうちに挑戦したい事を持っておくと良いと思います。

音楽系の質問は鉄板

  • なぜ音楽を始めたのか
  • 専攻する楽器の魅力
  • 好きな作曲家、好きな音楽家

やはり音大の面接なので、音楽に関する質問も出てくると思っておいた方が良いでしょう。音楽が好きな人なら回答を難しいと思う質問は少ないと思いますが、面接は緊張の中で答えるもの。自分の考えを上手く説明できるよう、どう順序立てて回答するかシミュレートしておくのが良いかと思います。

受験者自身についての質問も

  • 高校生活はどうだったか、頑張ったこと
  • 一番印象に残っているエピソード、最近面白いと思ったこと
  • 最近読んだ本、印象に残ったシーン、感銘を受けたところ
  • 卒業後には何をしたいか

こちらも、音大に限らず大学入試の面接でよく聞かれる項目になります。上に挙げた例の他にも、長所や短所、部活動、通学方法などを聞かれた例もあります。こういった質問に対する受け答えに関しては、一般の大学用の面接対策も参考にしてみて良いかと思います。

回答作成のアドバイスとしては、「この質問にはこう答える」と思って答えを準備するよりも、「このトピックにはこう答える」と思って答えを準備すると質問のバリエーションの違いに慌てる事が少なくなります。

例えば、「本」について聞かれた場合の「印象に残ったシーン」「感銘を受けたところ」をまとめておけば「最近読んだ本」「好きな本」どちらについて聞かれた場合でも同じ回答をする事が出来ます。加えて、好きな作曲家や音楽家に関する本であれば、好きな作曲家や音楽家について聞かれた場合の回答にも流用できるので、便利ですよ。

専攻によってユニークな質問が来ることも

受験する専攻によっては、その専攻ならではのユニークな質問が投げかけられる場合もあるので心構えをしておきましょう。作曲専攻などの受験で面接の前に自作の作品を提出している場合は、「なぜこのタイトルにしたのか」「なぜこの構成にしたのか」など、提出作品について質問されたという人もいます。

私とは別の音大を受験した友人は、実技や筆記の試験を全て終えた後に面接があったため、「試験の感想を聞かれたり実技のダメ出しを受けたりした」というエピソードを聞いた事もあります。

ちなみに、その友人は試験課題のダメ出しを受けても合格したと聞いています。面接で厳しい意見を言われたとしても、しっかり最後まで自信をもって面接をやり遂げましょう!

音大の入試は面接より実技が大事?

音大の入試は面接より実技が大事?

音大の試験では、実技さえ失敗せずに出来れば面接は関係ない、という意見を持った人もいるようです。確かに、音大の入試で行う実技は重要ですし、厳しく見られる場合もあります。面接の対策に気を取られて実技が疎かになるような事にはならないよう、注意は必要です。

とはいえ、面接はどうでも良いという訳ではありません。緊張で受け答えが全くできないようでは、折角実技が完璧に出来たと思っても不安が残る試験になってしまいます。少なくとも、程よい緊張感を持って、聞かれた事に対して適切な回答ができるくらいの対策はしておきましょう。

面接の方法にも多様性がある事を覚えておく

面接の方法にも多様性がある事を覚えておく

受験の「面接」というと、殆どの学生は個室で面接官の先生と向き合い、面接官から投げかけられた質問に淡々と答えていくような面接を想像するのではないでしょうか。もちろん、そういった形態の面接は多く存在しています。しかし、学校によってはそういった形式とは異なる面接を行う学校がある事も忘れてはいけません。

例えば、ある音大は面接時、10分間の面接のうち冒頭の3分間は「(予め作成した)自己PRシートに基づくプレゼンテーションを行う」といった面接を行う所もあります。これは、面接において生徒の意欲や人物だけでなく、面接自体を「大学生となるための心構え」として見ているためです。

大学生になれば、自分で自分のやりたい事や進みたい方向性を自分で決定し、自発的に進めていく場面も多くなってくるでしょう。面接においても、マニュアルに沿った受け答えではなく、自由に自身の人間性を上手くアピールする能力を見られるという事ですね。

受けたい音大の入試要綱をよく確認し、もし可能であれば同じ大学を受けた先輩や卒業生などから情報を得るようにしておくと良いでしょう。

まとめ|基本マナーは一般の面接と同じ!音大ならではの質問にも柔軟に回答できるように準備を

基本マナーは一般の面接と同じ!音大ならではの質問にも柔軟に回答できるように準備を

以上、音大の面接について紹介しました。音大の面接において実技の出来は重要といえますが、そちらが完璧であれば面接の対策は全くしなくては良いという訳でもありません。まずは受験する大学の募集要項や受験生用のホームページをよく読みましょう。面接の基本的なマナーは一般の大学の面接と変わらないので、進路指導の先生に協力してもらうのが良いと思います。

音大での面接の質問は、一般の大学と違って音楽系の話題が出る場合が多いと言われます。これは、音大に入りたい人であれば難なく答えられる質問だとは思いますが、説明が支離滅裂になっていないかどうかは他の人に聞いてもらった方が良いです。また、可能であれば過去に同じ音大を受けた先輩に連絡を取り、参考として傾向や面接官の人数、面接時の雰囲気などを教えてもらえるとより安心です。

また、筆記試験や実技試験が終わった後に面接があった場合、試験の感想や実技のダメだしをされてしまった経験のある人もいますが、気を落とさず最後まで堂々と面接を受けるようにしてくださいね。

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