上野学園大学の評判を一挙まとめ!学園の特徴や各学科の様子も紹介

上野学園大学の評判はどうか、まとめてみました。

上野学園大学の評判には、どのようなものがあるでしょうか。私は、高校生の頃にどうしても音大に入りたくて、音楽教室に通った後、上野学園音楽大学に入学しました。

実際に入学してみて、同級生の話を聞いてみたり、ネット上の評判を見てみたりして、感じたこと、口コミと実際のキャンパスライフを比較してみた感想などをまとめてみました。

上野学園大学の評判・口コミはどう?

上野学園大学の評判・口コミは?
卒業してから、ネット上に書かれている口コミをたくさん見ました。これら上野学園大学に関する評判と、実際に自分がキャンパスで過ごした生活を振り返ってみて、どうだったのか紹介します。

卒業後の進路・就職先はどう?

上野音楽大学は卒業後、4割ぐらいの学生が一般企業に就職するというデータを公表していますが、自分や友達の進路を見ても、このあたりの割合は、だいたい合っているかなと思います。

引用 : 卒業生就職先データ

教職課程の免許も取得できるので、教員になる人や音楽教室に就職する学生もいます。みんな音楽の演奏技術や、音楽を教える技術を自然と身に着けていくので、これらを活かした進路を選んでいきます。全体を見ると、決して多くはありませんが、進学したり、留学する学生もいました。

 

学校周辺の様子・キャンパスライフの評判はどう?

上野学園大学のキャンパスライフの評判はどう?
上野駅周辺という立地の良さから、学生時代の4年間を過ごす場所としては、恵まれていたな、と感じます。自分自身は愛知県の田舎育ちで、入学の時に、上京してきました。

1年目は、慣れない東京生活に順応するのが大変で、人見知りの性格から、なかなか友達が出来ませんでした。でも練習室でピアノの練習に明け暮れているうちに、段々と気心の知れる友達も出来始めました。

苦しくなった時には、友達に悩みを打ち明けたり、自分が好きなコンサートに行ってみたりしながら、気分転換をして乗り切ってました。上野駅には東京文化会館や東京都美術館、国立西洋美術館もあって、文化の香りに触れるのにも、うってつけでした。

 自分のまわりにいる友達を見ても、皆それぞれ個性を持ったメンバーばかりでしたが、1つだけ共通しているのが「音楽に対しては、真剣に向き合える」ことです。演奏会や試験が近づくと、ピリピリムードになってケンカしちゃったり「なんで、自分の気持ちをわかってもらえないんだろう…」と辛い気持ちになってしまったりもしました。

それだけ、みんな自分の気持ちに向き合って入学してきたし、周りも自分も、音楽と向き合う時は全力だったんだなと思います。

学校の施設はどう?

上野学園大学の学校の施設の評判
ただただ音楽に打ち込める環境が用意されていること、これがありがたかったです。

学生生活で一番印象に残ったのは石橋メモリアルホールで演奏できたことです。入学前からホールのことは知っていて、有名な音楽家も舞台に立ったこのホールで、上野学園大生として演奏できたことは印象深い思い出です。

ピアノの演奏は、「どれだけ長く鍵盤と向き合っているか」が勝負です。とにかく集中したい時は、練習室にこもって、ひたすら練習に打ち込んで、鍵盤に向かって、しずかな情熱を絶やさないようにしていました。ホール全体に自分の演奏が響いたときは本当に感動して、今でも、演奏し始めた瞬間のことは覚えています。

練習室は、夜の9時まで空いています。予約システムがあって、自分が使いたい時間を選んで申請するんですが、試験が近くなると、もう争奪戦です。自宅で練習する人もいましたが、多くの人は練習室を使っていましたし、長い時間、演奏に集中していたいから大切な環境でした。

上野学園大学 各学科の特徴は?

上野学園大学 各学科の特徴や評判について
自分の演奏か、誰かが奏でている演奏が聞こえてきていて「身の回りに、いつも音楽がある」そんな4年間を送ることが出来ました。

もちろん学生生活は楽しいことばかりではなくて、試験が近づいてくると、自分の演奏スキルの足りないところが浮き彫りになってきて「もうやだ・・・」と、正直くじけそうになることもありました。音楽に打ち込むことで芽生えた悩みは、同じ音楽に向き合った人にしか、分かち合えないものがあります。

「どうしても正確に弾けないパートがある」という時や「上達が実感できない」とか、演奏で行き詰った時には、個人レッスンの時に、正直に先生によく相談していました。最初は自分の思いをうまく伝えれなくて、先生を困らせてしまったこともありました。

でも先生はいつも笑顔で、私の悩みを受け止めくれました。そんなやり取りを繰り返しているうちに「自分がどういう音を奏でたいのか」が少しずつ、わかるようになってきたように思います。周りを見ていても、みんな壁にぶつかって、成長していっていましたし、困ったら先生にフォローしてもらえるのはありがたかったです。

音楽学部 音楽学科について

私が実際に、入学してから卒業するまでに経験したこと、他のコースの友達や先生から聞いた話から、各学科やコースの特徴をまとめてみました。入学を考えている人のコース選びの参考になれば、うれしいです。

演奏家コースは、一流のプレイヤー達からレッスンを受けられる

演奏家コースは、プロの演奏家としての技術が身につけることができ、教えてくれる先生方は、みんな現役の演奏家として活動してます。公開レッスンで演奏が聴けたり、自分の感性を成長させるための機会がたくさんあります。

レッスンの時間だけで、演奏の技術を学ぶだけでなく、実際に先生の演奏を聞いてみことで、耳と肌で、学ぶことが出来ます。
    

  • ピアノ(鍵盤楽器) 専門
  • 弦楽器 各専門
  • 管打楽器 専門
  • 声楽 専門

演奏家コースは、大まかに分けて上の4つのコースがあります。同じ学年で入学した仲間のピアノの演奏がどんどん上達していくのがわかり 「取り残されたくない」 と必死に練習したら、自分もスキルアップしていくのが実感できました。

弦楽器を専門にしていた同期の友達は、学年末試験のために、半年間かけて練習して、すばらしい演奏を聞かせてくれました。

管打楽器の各専門では、各管楽器・打楽器それぞれの専門性を高められます。

またオペラ歌手を目指していた友人は、声楽を専門にして、イタリアに留学するのを目標にしていたりして、自分を高めあう環境に身を置けたことで、これからの目標や夢に向かい合うことが出来ました。

楽器の専門性を深めたければ、器楽コース

上野学園大学 器楽コースの評判について
器楽コースは、演奏技術や教育者としての技術、語学などを習得します。

  • ピアノ(鍵盤楽器) 専門
  • 弦楽器 各専門
  • 管楽器 各専門
  • 打楽器 各専門

ピアノ専門は、伴奏者としてのノウハウが身に着いて、指導者として、ピアノを教えれるようになります。私はピアノを教えられる音楽の先生になりたかったので、こちらを選びました。

弦楽器の各専門はソリストとしてだけでなく、オーケストラや室内楽のメンバーとしても、活躍できる技能が育ちます。また、たくさんの弦楽器を学ぶことが出来るのも特徴で、知人はギターを専門に習得していました。

管楽器専門では 「管楽合奏」 のコラボレーションを通じて、自分の専門楽器の理解を深めていきます。打楽器専門は、基本奏法をしっかり身に着けて、いろいろな演奏形態に対応できる演奏を身に着けられます。

器楽コースは、各楽器のメンテナンスも身に着けられるようにカリキュラムが組まれていて、管楽器コースだと、リードの作成技術なんかも学べます。柳澤管楽器の製造に就職した先輩もいました。

先生達は、自分の専門以外の学生が何を演奏しているか知っています。私は、自分のピアノ専門以外で、フルート専門の先生とかとも、結構ざっくばらんに話をしたりしてました。

もちろん演奏の事だけじゃなくて、先生とは実家のこととか、他愛もない話をしたりもして、本当に仲良くしてました。だから卒業した後も、時々、学校で先生に会いに行ったりします。

自分の 「声」を磨き上げたければ、声楽コース

上野学園大学、声楽コースの評判
とにかく「声」で自分を表現したい人には、声楽コースがおすすめです。

入学後に仲良くなった友達も、卒業する頃には、歌い方からしゃべり方まで、表現力が全然違っていました。ホールに響きわたった声唱を聞いた時、鳥肌が立つ時があるほどでした。

音楽マネージメントを学びたい人には、グローバル教養コース

上野学園大学、グローバル教養コースの評判


演奏を追及するよりも、音楽をきっかけにして、人と人をつないだり、アートマネジメントや、音楽教育に関心が強い人は、グローバル教養コースがおすすめです。

  • 文化創造マネジメント 専門
  • 音楽学 専門
  • 音楽教育 専門

文化創造マネジメント専門は、音楽ビジネスに携わりたい人向けで、音楽学専門は、音楽史、民族音楽学など「学問としての音楽」を追及したい人に向いています。

「音楽を教えたい人」は、音楽教育専門を選ぶと良いでしょう。


実技試験なしで入学できる点や、社会人AO入試で入れる、という特徴があるので「音楽に関する仕事に関わりたいけど、演奏はちょっと…」という人でも、入学できます。

短期大学部 音楽科について

上野音楽大学 短期大学部の評判

上野学園大学は、2年間で集中して音楽を学べる短大もあります。短大も1人1人の演奏を大事にするレッスンのきめ細かさが特徴です。

一度社会人になってから、短大に入学してくる人もいるため、同じキャンパスで、年上の学生さんもチラホラ見かけました。短大の方は、音楽療法士の資格を取得できるので、これを仕事に役立てたくて、入学してきた人もいたようです。

ピアノ専門は、きめ細かいレッスンが受けられる

短大でも個人レッスンは尊重されていて、原則1人の先生が卒業まで、演奏を見てくれます。大学の方で4年間、レッスンを受けた経験からも、マンツーマンのレッスンの力って大きいです。

「自分の演奏」を見てもらえる、という先生との信頼関係で演奏が成長していくんです。短大の場合は2年間ですが、しっかり自分の演奏を見てもらえる環境が用意されています。

色々なアンサンブルの授業が受けられる器楽専門

上野音楽大学 短大の評判

短大は大学とうまく連携して、授業が組まれています。

単位互換科目とか、大学への編入制度とかもあったりするので、私が3年生の時に短大から大学に入ってきて、友達になったっていう人もいました。

声楽専門は、自分の身体にあった発声・歌唱法が身につく

声楽専門の方は、呼吸法や発声法、歌唱法を丁寧に指導してもらえます。音楽は、「身体的な訓練」がどうしても必要です。

「楽器としての自分の声・身体・心の成長」を育ててもらえるという意味で、先生としっかりした信頼関係が作れられます。だから卒業して、社会人になってからも大学の先生と仲が良い、という人は多いんです。

上野学園大学には、他にどんな特色がある?

学科や短大の様子は上に挙げたような感じで、自分が伸ばしたい分野の楽器演奏だったり、声だったり、音楽マネジメント能力の成長を支えてくれる体制があります。

教え方が上手な先生が多いから、演奏がなかなか上達しなくて悩んでも、素直な気持ちで相談すれば、自分の力がちゃんと伸びていくのを実感できます。

学科や短大の様子以外に、学校の特色をいくつか紹介します。

学校の特色

上野学園大学の卒業生の評判

上野学園大学を卒業した、有名な方の1人として、辻井伸行さんがいます。辻井さんは「盲目のピアニスト」として、知られています。

他にもシャンソン歌手の宇野ゆう子さんや、教員陣もヴァイオリニストの矢部達哉さんやチェリストの原田禎夫さんなど、有名な方がたくさんいます。卒業生メンバーが同窓会みたいな感じで演奏会を企画してくれるので、実際に活躍中の卒業生たちの演奏が聴けるのも、刺激になりました。

皇居での演奏会がある?

毎年6つの音楽大学の卒業生による演奏会が、皇居の音楽堂で開かれ、上野学園大学はこの演奏会に参加します。この演奏家に参加できた人達はスゴイ経験ができます!


なんと、演奏が終わった後に、「皇族方と歓談する時間」があるんです!プロの演奏家でも、なかなかそんなチャンスありません。
 
参加できるかどうかは、オーディションで決まるのですが、残念ながら私は、この枠には入れず…演奏にメンバーになれた人たち、うらやましい…。

上野学園大学の石橋メモリアルホールは評判が良い


石橋メモリアルは、学外からも評判の高いホールです。ホール内で、テレビ放映のための収録が行われたりしています。

昔の「101回目のプロポーズ」というテレビドラマの撮影でも使われたことがあります。パイプオルガンが設置されていて、狂言や能なども開かれています。

実は歴史が長く、創立110年!

上野音楽大学は歴史が長いのが評判
上野学園は文化創造マネジメント専門コースなどもあるので、校風が新しく見えますが、実は歴史が深く、2014年で創立110年を迎えました。

入学前、受験生の頃には「とにかく音大に入学したい」という思いで気持ちがいっぱいで、正直、学校の歴史のことまでは、頭に入ってこなくて、学校の歴史をしったのは入学後でした。オリエンテーションの中で「学園の歴史」について説明があって、知ったんです。

学校の図書館で、創立記念史を開いたりすると、校内で着物をまとって、演奏の練習に打ち込んでいる人の白黒写真とかを見かけたりします。「みんな必死で音楽に打ち込んできて、自分もその時間の中にいるのだな」と、じんわり思ったりしていました。

創立者の石橋藏五郎先生は、音楽や舞踊に取り組むときの「からだ」のあり方に着目した人で、運動感覚やリズム、呼吸なんかをすごく大事にした、独自の運動を創作していました。

演奏が上達するために必要なのは、とにかく反復練習。繰り返し繰り返し演奏することで、リズムや旋律を身体に染み込ませることの重要さを、十分にわかっていた人だったんだなと思います。

入学前に個人レッスンが体験できる

入学してから卒業するまで、個人レッスンの時間があったことで、自分のモチベーションを保ち続けられました。私は、オープンキャンパスの時に、実際に個人レッスンを体験してみて「あ、楽しいな」と思って、背中を押された感があります。

もし入学するかどうか悩んでいたら、一度、オープンキャンパスに参加してみたら良いと思います。「ちょっと違うな」と思ったら、考え直せば良いですし。

国公立の音大と比較すると、入学の敷居は低くなりますが、受験して落ちちゃった友達もいたので「本当に音楽を学んでいきたいのか」という気持ちは、自分自身に問いかけて、覚悟をもって望みましょう。

古楽器を扱う授業が、地味に評判が良い

上野学園大学は、古楽器を扱う授業があります。私は入学してから、古楽器演奏にハマリました。ピアノ専門だったので、チェンバロを副科として勉強してました。

これも入学してから知ったのですが、古楽器を伝統的に扱っているのは、上野学園大学だけです。ランチタイムコンサートなんかが開かれると、席が全部埋まってて、結構人気でした。

古楽器の演奏自体が珍しいので、学外からもみんな聞きに来るんです。

まとめ|上野学園大学は個人レッスンが多く、評判の満足度が高い

音楽と真剣に向き合いたい人にとっては、良い先生と、切磋琢磨できる仲間との出会いが、どうしても必要です。私は卒業後、ピアノの先生になりましたが、いまも定期的に演奏会を開いています。

上野学園大学で「音楽にどっぷり浸かった4年間」を過ごしたことで「こういう演奏がしたかったんだ」という気づきや「音楽で人に喜んでほしい」という気持ちが強くなりました。

自分の練習を支えてくれた先生方には、今も感謝しています。自分の演奏をちゃんと聞いてくれて、伸ばしてくれる環境がありますので、気になっている方は、オープンキャンパスに足を運んでみると良いでしょう。

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